施工例 扉ドアシール剥がしあと表面材めくれ修理 大阪市中央区

今回は、大阪市中央区の賃貸マンションでのご依頼です。

お子さまがドアの取っ手まわりに貼っていたシールを何気なく剥がしたところ、
一緒にドアの表面材もペリッとめくれてしまったというケースでした。

一見すると「そんな簡単に表面がめくれるの？」と思われるかもしれませんが、
実はこのようなトラブル、決して珍しくはありません。




Contents
扉ドアシール剝がしあと表面材めくれ修理 大阪市中央区
ペット爪研ぎやかじりでドアや扉の表面に傷が入った修理例



扉ドアシール剝がしあと表面材めくれ修理 大阪市中央区
ドアや建具の「面材」は意外とデリケートなんです。
私たち業界では、こうしたドア表面に貼られている素材を「メンザイ（面材）」と呼びます。
よく使われているのは塩ビシート材ですが、古めの建物で年数の経ったものや建物の仕様によっては、
もっと薄い「プリントシート」のような素材が使われていることもあります。

このプリントシートがくせ者で、ちょっとした拍子に端がめくれたり、
何かを貼っていた部分を剥がした拍子に簡単に一緒に取れてしまったりするんです。
とくに子供用の可愛いシールなどを貼っていた場所は要注意。力加減によっては、
まるでシールをめくるついでに“ドアの皮”まで剥いてしまったような状態に…。

実は、他にも“剥がれあるある”は多いんです。
今回のようなドアやドア枠だけでなく、壁紙クロスなんかはもっと弱いんです。
何かシールを貼っていたり、掃除用フックなどを使っていた箇所が、
気づいたらビリッと破れていた…なんてこと、ありませんか？

キッチンパネルも意外と弱くて、
「オタマ用フックをつけていた粘着シートを外したら一緒に表面材も取れた」というケースも、
実際に何度も補修させていただいています。

いくら綺麗に使っているつもりでも、思わぬ落とし穴があるんです。

われわれ補修屋にとっては“養生テープ”もかなり慎重に扱います。
私たちは、現場へ修理に行っているので、当然ながら「さらに傷をつける」なんてことは絶対NG。

なので、例えば塗装作業前に養生テープを貼る際も、
必ず目立たない場所で試し貼りをしてから本番に臨みます。
「テープを剥がしただけで素材が一緒に剥がれた」なんてことになれば、元も子もありませんから。

実際、以前お伺いした奥様も“綺麗好きが高じて”ネットで購入した洗剤やスプレーを、
いきなり対象物に使ってしまい、表面が溶けてしまったり、変色していたことがありました。

お客様ご本人もショックを受けておられましたが、
何より大切なのは「使用前のテスト」。
パッケージの裏に小さく書いてある注意書き、侮ってはいけませんね（…まあ、なかなか読まないんですが笑）。

今回は、一番傷みやすいプリント面材でした。
正直、写真では補修跡が少し目立ってしまっています…。
現場での仕上がりにはご満足いただけて、終了したんです。
スマホのカメラに負けてしまいました…プロとしては悔しいところです。泣

最後に特に賃貸マンションにお住まいの方、
シールやフックなどを室内に貼りたい場合は、まず「剥がすとき」のことも想像しておいてください。

無理に剥がしたり、勢いで掃除をしたりすると、意外と簡単に傷がついてしまいます。
そして、退去時の立会いで「これは修理が必要ですね…」なんて言われてしまうと、
思わぬ出費に繋がってしまいます。

そんなときは、ぜひ弊社ケーズへお気軽にご相談ください。
できる限り目立たないよう、そしてお客様のご予算に応じた最適な補修をご提案させていただきます。

ご依頼ありがとうございました！




リペア・補修価格

実績と経験のあるプロの補修業者でしっかりと復元することをお勧めいたします。
経験20年以上のプロ職人がきっちりとご対応させて頂きます。
(研修数年の職人が行くことはございません。ご安心下さい。)

補修金額　15,000円　〜　40,000円
ほとんどのお客様の平均リペア価格。キズの大きさ数量、部材の材質、状態、補修方法により異なります。




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